言葉の重み

元学校教諭で、70代の教育ジャーナリストの方と、月に2回くらいオンラインミーティングをするようになり、1年以上が経ちました。

教育界にコーチングを!と真剣に考えてくださる方で、お互いに敬意を持ち、様々な視点で議論を重ねていますが、ご自身の経験や広い見解などは奥が深く、毎回勉強させていただいています。

少し前のこと。私がこれからコーチとして、どう活動していくかについて悩んでいると、こんなことを言われました。

相原さん、コーチングというものは、まだ歴史が浅い。これから長く歴史が続いていくとしたら、その中で頑張っている相原さんも他のコーチの人たちも、私から見たら、マラソンで言えば、みんな先頭集団を走っているようだ。その先頭集団の中で、前の方にいるのか後ろの方にいるのか、その違いだけだ。

目から鱗でした。俯瞰して見ているようで、実はいかに目先のスパンで物事を捉えていたのか。

長くも短い人生の中で、違和感のない違和感のない選択ができたと思うなら突き進んで行けばいい、と言われたように感じました。

人の言葉の重みは年齢だけでない、と思っていたけれど、『歳を重ねてきたからこその重み』を感じざるを得ない視点でした。

あらゆる経験を乗り越えられてきたからこそ、私の考えや意見などをしっかりキャッチし、適切な承認やフィードバックを、言葉短く穏やかに伝えてくださる。

ここのところ、私が大切のしている時間の1つです。

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