大人になってからの学びと、学校教育の違い

コーチングを共に学んだ友人と話していたのですが、お互いに、ますます意欲的に学ぼうとしており、「学びには終わりがないよね」ということで、意見が一致しました。

『学び直し』という言葉をよく耳にするようになってから久しいのですが、大人になってから「学びたい」と思う人が増えているのはなぜでしょうか。学校教育と大人になってからの学びの違いを考えてみました。

1. 学習の動機付け

◉学校教育
・義務教育としての性格が強く、カリキュラムに従うことが求められる。
・成績や進学といった外的要因によって動機付けられることが多い。

◉大人の学び
・実生活やキャリアで直面する具体的な課題解決のために学ぶことが多い。
・内発的な動機、つまり自己実現や興味・関心から学び始めることが多い。

2. 学習の方法

◉学校教育
・教室での授業が中心。
・教師からの指導が主で、生徒は受動的な役割を担うことが多い。

◉大人の学び
・オンライン、セミナー、ワークショップなど、方法は多様である。
・学びの主体は自分自身で、能動的に情報を選び取り、自分のペースで進めることができる。

3. 学習の目的

◉学校教育
・基礎知識や技能の習得が目的。
・広く浅く知識を習得することが一般的。

◉大人の学び
・実用的かつ具体的なスキルや知識の習得。
・必要な分野を深く掘り下げることが可能。

子供の頃は、学校に通うのが当たり前でした。子供の生活とはそういうものだと、特に疑問も持たずにいましたし、勉強は『しなければいけない』ものでした。けれども、頭のどこかでは、「こういう生活は、いつまで続くのだろう」と考えていました。きっと、時間が流れるスピードが、今に比べてゆっくりだった(ように感じていた)からでしょう。だから、この学校生活が、果てしなく長く続いているように感じていました。新しいことを習得することで、できることや理解できることが増えてくると、少しずつ『大きなお姉ちゃん』になっていっている、と嬉しくなることはあっても、学ぶことに対して「ありがたい」なんて思うことはありませんでした。そんな視点があるはずもありませんでした。

大人になってから学ぶ意味は、自らの生活やキャリアに直結した実践的な知識を、自分のペースで、自分の興味に基づいて学べることにあります。ですから、学ぶことで、その効果を実感しやすいという利点があります。たとえ、あの頃より覚えは悪くても、今の自分には経験や知識があるから、新たな学びによって点と点が繋がったり、これまでの知識に枝葉が増えたりと、学ぶ内容に広がりを感じることができます。だから楽しいのかもしれません。

学ぶことに対し、マイナスなイメージを持った人がいるとしたら、「勉強は好きじゃない」「辛いもの」などという子供の頃に抱いた印象で終わってしまうことはもったいないですよ、とお伝えしたい。今、改めて学んでみると、あの頃とは全く違った『学び』の体験ができるのではないでしょうか。

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