教養ってなんだ?

最近注目している文化人の方が、『教養』というワードを使っていました。そういえば、これまで教養という言葉について、あまり考えたことがなかったなーと思いました。

教養がある人、と言えば、一般的に、

◉幅広い分野の知識がある
◉論理的で柔軟な思考があり、場面や相手に合わせた会話ができる

などのイメージがあるかと思います。小さい頃から本をたくさん読み、質の高い学問を身につけてきた『エリート』といった感じでしょうか。

教養について調べてみると、さまざまな説明がされています。なんとなく『高尚』なイメージがあった言葉ですが、意外とその定義は曖昧であるように感じました。

その中で、

◉自分の思考の枠を越え、知覚できる世界を広げていく能力のこと

という表現がありました。
なるほど。興味を持って、自分の世界を広げていくこと、というイメージでしょうか。

冒頭の文化人が言っていました。高級なレストランなんかで高い酒を飲めば、美味しいのは当たり前。教養がある人は、何も高級店でなく居酒屋で安い酒でも、それを高い酒よりも楽しく美味しく飲む方法を見つけることができるんだ、と。
現代の『エリート』と呼ばれている人たちで、生活の中で例えば俳句や短歌などを詠んだりする、という嗜みがある人は、果たしているのだろうか。国会議員や大学の教授なんかで、俳句を詠む人がいるのか。昔は当たり前にできる教養人がたくさんいたものだ。かの田中角栄は小学校しか出ていないけれど、説得力があり、教養があった。かつての松尾芭蕉や山下清は自由に旅して、そこで得た感性を俳句や絵画で表現した。人は自由なところで息を吹き返す、と。(もっと多角的視点で話されていたし、1つ1つの表現がとても深かったのですが、ここではほんの一部をかいつまんで書いています)

なるほど。その文化人のお話からすると、勉強だけできていても、知識だけがあっても、それでは教養があるとは言えないようです。つまり、教養があるということは、学問はもちろん、あらゆる分野に興味を持ち、それらを固定観念で決めつけたりせず、自由な発想と感性で楽しむことができる能力、といったところでしょうか。そして、そういう能力が育つには、『心がしっかり育っている』ことが必須だと思うのです。

あれ?
そんな見方で探してみると、実は身近なところに教養人は意外とたくさんいそうですね。自分自身も、言葉のイメージに縛られすぎず、もっと教養を深めていく努力をしてみようと思いました。

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