ナチュラルコーチング

私は昭和生まれの昭和育ちです。「言うことを聞かなきゃダメ」という管理教育の影響を多分に受けてきました。親や先生など、身近な大人たちに植え付けられた「〜でなければならない」「〜すべき」という価値観の中で、その『理想像』に少しでも近づこうと頑張るのが当たり前でした。

そんな私が、コーチングに出会ったのは10年前です。

自分の中にある「こうあるべき」というバイアスをバイアスだと認識できていないと、コーチングはできません。自分の軸にある「〜でなければならない」という長年の『当たり前』や『常識』を客観視し、ぶち壊し、『本当の自分らしさ』を見つける、という作業はとても大変でした。

一番大きな気づきだったのは、長年「キチンとした恥ずかしくない大人にならなきゃダメよ」「幸せとはこういうものよ」と教えられてきた『理想像』を自分の価値観だと思い込んでいたのだ、ということです。そこから脱却し、自分はどうありたいの?自分にとっての幸せとは、どんなもの?と、『自分らしさ』を求めてもがきました。そして、開き直り受け止め、楽になりました。

そうやって自分をとことん知っていく過程も、コーチングを学ぶ素晴らしさであり、難しさでもあり、私にとっては、他人軸だったところから自分軸へと転換する作業だった、とも言えます。

最近、思うことは、若い世代の方は、もとより『自分らしさ』を追求しているなーということ。コーチングを学ぶ前から、「自分とは?」と『自分軸』で考えている、ということ。

『ナチュラルコーチング』とでも言いましょうか。

私の世代とは、明らかに軸が違うのです。自分らしさを追求する若者と、自分らしさの本質的な意味が分からず「こうあるべき」を押し付けてくる大人は、そりゃぶつかりますよね。

いつからか、「ありのままに」「自分らしく」と言われるようになって久しいのですが、他人軸から自分軸へと移行する過渡期なのかもしれません。自分軸からブレずに『自分らしさ』を見出すことに成功した若い人たちには、他人軸だと気づかずに懸命に生きて来た大人への『敬意』を持ち(←ココ大切)、自分軸で生きることの大切さを、自分の大切な人に伝えていって欲しいと思います。

そして、それを見守る我々大人たちは、「若者の軸は、自分とは違う」ということを認識し、『敬意』を持ち(←ココものすごく大切)、若者が自分らしさを発揮できるような、また自分自身も自分らしさを追求できるような、そんな環境づくりをしていきたいものです。

※あくまでも、傾向として述べています。平成の若者だからこう、昭和の大人だからこうだという決めつけるものではありません。

関連記事

  1. 2024年の始まりに

  2. リーダーならではの承認

  3. なぜ離職率が高かったのか。

  4. キレイな別れ方

  5. 言うことを聞かない

  6. 哲学と論破とコーチング

お問い合わせCONTACT

M・COACHINGでは、
【企業研修】【経営者のためのコーチング】【教育事業】の3つの柱で、
人材育成をサポートします。

お問い合わせはこちら